【レビュー】MDR-M1STは最強の次世代基準!CD900STからの進化とミックスの注意点

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みなさんこんにちは、みそらく(@misoluck)と申します。

数多くのレコーディングスタジオ、テレビ局、そして宅録DTMerに至るまで、音楽制作の現場で長年圧倒的なシェアを占め続けてきたヘッドホン「MDR-CD900ST」。しかし、近年その牙城を脅かし、「現代のスタジオモニターの新たな業界標準」として驚異のスピードでリプレイスが進んでいる機材があります。

それが、SONYとソニー・ミュージックスタジオがタッグを組んで共同開発したハイレゾ対応スタジオモニターヘッドホン、SONY 「MDR-M1ST」です。

「900STから何が変わったのか?」「本当に買い替える価値はあるのか?」自作ケーブル製作や数々の機材試奏にこだわるギタリスト兼DTMerである私が、実機でのリアルな音響測定・使用感から見えた**本音と、導入にあたっての絶対的な注意点**を徹底解説します。

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SONY MDR-M1ST

SONY ( ソニー ) / MDR-M1ST ハイレゾ対応スタジオモニターヘッドホン

■形式:密閉ダイナミック型
■周波数特性:5~80,000Hz / インピーダンス:24Ω
■重量:約215g / ケーブル脱着式(リケーブル対応)
ハイレゾ対応ドライバーを搭載し、現代の制作環境に最適化された究極 of スタジオモニター。

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この記事のまとめ(結論)
  • CD900STからの圧倒的な進化:ハイレゾ帯域(80kHz)対応、全帯域が極めてフラットで現代的なトーンへ。
  • 実用性に富んだアップデート:ケーブル着脱式(リケーブル可能)になり、極上の装着感に!
  • 空間表現力の向上:耳元に張り付かず、音の距離感・残響(リバーブテール)の定位を精密に検知。

大進化:MDR-CD900STの弱点をすべて潰した現代設計

長年愛されてきた前作MDR-CD900STには、実のところ現代の宅録環境においていくつか明確な弱点がありました。「低音が全く出ないためベースラインやサブベースの低音管理ができない」「高音が耳に刺さる」「イヤーパッドが薄すぎて数時間で耳が痛くなる」「可動部が擦れてマイク録音にガサガサ音が乗る」「断線したら分解ハンダ修理が必要」……ギタリストやDTMerなら、誰もが一度は感じたことのある不満です。

MDR-M1STは、これらの弱点を文字通りすべて克服しました。

独自開発 of 40mmドライバーは可聴帯域を遥かに超える5〜80,000Hzのハイレゾ音域に対応。低音は超低域までタイトかつ豊かに見え、高域のトゲトゲしさは驚くほどなめらかに補正されています。これにより、昨今のモダンでハイファイなロックやポップスのミックスに必要な「上下のレンジ感」を正確に把握できるようになりました。

メカノイズの低減と極上の装着感、そして待望のリケーブル対応

さらに、構造部分の進化も目覚ましいものがあります。ジョイント部にはシリコンリングが仕込まれ、演奏中や録音中に頭を動かしたときに発生しがちだった摩擦音(メカノイズ)を徹底的にカット

イヤーパッドは人間工学に基づいた立体縫製になり、長時間のデスクワークや長尺の宅録セッションでも耳が痛くならない、非常にソフトで極上のフィット感を実現しています。

そして何より、ケーブル交換(脱着式・リケーブル対応)になった点は最大のメリットです。不意な引っ掛かりによる断線トラブルの際も、ケーブルをサッと差し替えるだけで一瞬で復旧できるうえ、サードパーティ製のカスタムアップグレードケーブルを導入してさらに自分好みの音色や解像度を追求することも可能になりました。

【プロのリアルな本音】「これだけでミックス完結」は非推奨なワケ

ここまで大絶賛してきましたが、やはり完璧な機材というのは存在しません。購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、プロ目線でのデメリットやMDR-CD900STの耳に慣れてしまっている人への懸念点を正直に明かします。

MDR-M1STはCD900STよりも帯域的に大幅にフラットになり、低域の量感も見えるためミックスは圧倒的にやりやすくなりました。しかし、「密閉型ヘッドホン」という物理特性上、左右の音場の広さやリバーブの奥行き(ディケイの減衰感)をこれ一本だけで完璧に調整するのは非常に困難です。

密閉型は音が耳元に密閉されるため、どうしても空間表現が少しタイトに聴こえる傾向にあります。これだけで定位と空間処理を終わらせてしまうと、最終的に外のスピーカーで聴いたときに「予想よりリバーブが深すぎる」「定位が左右に広がりすぎている」といったミスが起こり得ます。そのため、ミックスの際は「全体バランスや空間の広がりはスピーカーや開放型ヘッドホンで確認し、音の分離や細かい音響の粗探し、録音中のモニターにM1STを役立てる」という正しい役割分担をおすすめします。

【注意】M1STを導入する前に知るべき2つの罠

最高クオリティのMDR-M1STですが、宅録ユーザーが絶対に知っておくべき仕様上の注意点があります。

【購入前にチェックすべき基本ルール】

  • MDR-CD900STから乗り換えると、最初は「ボーカルが遠い」と感じる:900STの「耳元に音が張り付くような超オンマイクな不自然さ」に耳が調教されている人は、M1STを聴いた瞬間に「音が遠くてパンチがない」と錯覚することがあります。ですが、それはM1STが“原音そのままの距離感を正しく再現している”証拠です。約2週間使い込むことで、脳と耳がリセットされ、正しい定位感を認識できるようになります。
  • 保証が初期不良のみ:本機は完全に業務用(プロユース仕様)として販売されているため、一般的な電化製品のような「1年間無料修理保証」のようなサービスは付帯していません。万が一不具合が出た場合は初期不良を除き、原則有償修理対応となります。しかし、その分パーツ1点から交換補修用パーツ(イヤーパッドやドライバー、ヘッドバンド)がネットで手軽に買えるため、何年も自分で直しながら一生物として使い続けられます。

※24Ωと高感度で非常に駆動しやすく、ポータブルインターフェースからスマホまで、アンプなしでも信じられないほどリッチに鳴るのも隠れた名スペックです!

まとめ:プロが認める本物のハイレゾモニターで自分の音を磨こう

CD900STで長年言われてきた、耳が疲れるようなピークを解消し、下から上までスムーズに音が溢れ出す「MDR-M1ST」。ソニーの最高峰製造工場である「ソニー・太陽株式会社」で、熟練エンジニアによって1つひとつ手作業で丁寧に組み立てられたその品質は、間違いなく次世代のクリエイターを導く羅針盤になります。

モニターに妥協をしない、本物の音の解像度を今すぐ導入してみませんか?

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SONY MDR-M1ST

SONY ( ソニー ) / MDR-M1ST ハイレゾ対応スタジオモニターヘッドホン

■形式:密閉ダイナミック型
■周波数特性:5~80,000Hz / インピーダンス:24Ω
■重量:約215g / ケーブル脱着式(リケーブル対応)
ハイレゾ対応ドライバーを搭載し、現代の制作環境に最適化された究極 of スタジオモニター。

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ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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