【ギターのメンテナンス】フレットのクリーニング方法について徹底解説!

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みなさんこんにちは、みそらく(@misoluck)と申します。

今回は、ギターのフレットのクリーニングに関してのお話です。

以下で、具体的なフレットのクリーニング方法について、しっかり解説していこうと思います。

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フレットのクリーニングの頻度

そもそもフレットはどのくらいの頻度でクリーニングすべきでしょうか?

基本的に、毎日弾いている方であれば、フレットはそこまでくすんでこないかと思いますので、あまりクリーニングの必要はないかと思います。

また、ステンレスフレットを使用しているギターも、基本的にはクリーニングの必要はないかと思います。

ステンレスフレットに関しては、別記事にて解説したいと思います。

フレットクリーニングが必要なのは、ニッケルシルバーのフレットを使用していて、数ヶ月放置されたギターです。

通常の(ニッケルシルバーの)フレットは意外とすぐにくすんできてしまい、演奏性に支障をきたします。

今回紹介するようなクリーニングは毎回しなくてもいいですが、数ヶ月放置したギターを再度使用する場合は、指板クリーニングの後にフレットをクロスで簡単に磨いてから使用したほうがいいでしょう。

1年以上放置された、フレットがかなりくすんでしまっているギターを復活させたいという場合は、今回紹介するような方法でクリーニングを行うようにしましょう。

必要な道具

フレットクリーニングに必要な道具はこちらです。

・フレットを磨く布(クロスやウェス)
・フレット研磨剤(ピカールやコンパウンド)
・マスキングテープ
・指板用クロス(フレット磨き用とは別で用意)
・指板用オイル(オレンジオイルやレモンオイル、ワックス)

まずはフレット研磨用の布と研磨剤です。

布はなんでもいいですが、研磨剤をつけて拭いた後はかなり汚れますので、処分しても問題ないものを使用したほうがいいと思います。

高い楽器用のクロスなどは使わないほうがいいかもしれません。

私は100均で売っている5枚100円のマイクロファイバー布巾をよく使っています。

たまにティッシュで代用したりもします(あまりお勧めはしませんが)。

研磨剤はなんでもいいですが、よく使用されているのはピカールですね。

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ピカール液 - 金属磨きでお馴染のピカール、日本磨料工業株式会社です。

あとは、余力があれば最終仕上げで目の細かいコンパウンドを使用してもいいと思います。

コンパウンドを使用すればよりフレットが輝きを取り戻します。

超微粒子の特殊研磨剤によって、金属パーツのサビや汚れを落とすFERNANDES/WCS スクラッチメンダー946。さらにスクラッチメンダー使用後、サーフェイスプロテクターでコーティングすることにより輝きを長時間保つことができます。
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続いてマスキングテープです。

こちらは研磨剤が指板やネック、ボディにつかないように保護するためのものです。

こちらも100均で売っているもので問題ありません。

最後に指板用クロスとオイルです。

こちらは、フレットクリーニング後にマスキングテープを剥がし、最後の仕上げとして指板全体をクリーニングする際に使用します。

ベリーマX素材によるクロスです。2~5ミクロンと言う極細繊維の力で汚れを落としながら、塗装面に傷を付ける事はありません。洗うことで何度でも新品時の効果を維持します。
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凝縮された天然素材による、長時間の保湿、保護効果を実現した特性レモンオイル。伸びや馴染みが良く抜群の保湿効果を得られます。
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クリーニング手順

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マスキングテープで指板を保護

まずは指板をマスキングテープで保護していきます。

これをしないと、指板にもフレット研磨剤を塗りたくってしまうことになり、指板をとても痛めてしまいますので、必ず行うようにしてください。

このように、フレット間でむき出しになっている指板の部分を覆うように貼っていってください。


フレット研磨剤でフレットを研磨

この作業が完了したら、フレット研磨用の布に研磨剤を塗り、実際にフレットを磨いていきます。

全てのフレットを均等に磨き、サビやくすみを取り除いていきます。

汚れたフレットの場合は見違えるほどピカピカになっていきますので、とても楽しい作業です。

指板のクリーニング

ここまで完了したら、後は研磨剤を全て拭き取り、マスキングテープを剥がしてください。

そこからは通常の指板のケア方法と同様に、指板をオイルやワックスでクリーニングしていきます。

指板クリーニング方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

今回は、フレットのクリーニング方法についてまとめてみました。

フレットの状態は演奏性に関わる重要な部分です。

しっかりと手入れを行い、ストレスのない演奏を目指しましょう。

ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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みそらく/misoluck
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