今回は、ギターの弾き心地を劇的に変える「フレット交換」において、ぜひ選択肢に入れていただきたいアイテム『Freedom Custom Guitar Research / オリジナル ステンレスフレット (SPEEDY)』についてご紹介します。
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ステンレスフレットの魅力:圧倒的なプレイアビリティとメンテナンス性
長くギターを弾いているとどうしても避けて通れないのが「フレットの摩耗」です。
フレットが減ると音がビビったり、チョーキングが引っかかったりするため、すり合わせや打ち替えが必要になります。
そこでおすすめしたいのが「ステンレスフレット」への交換です。
ステンレス最大のメリットは、何と言ってもプレイアビリティ(弾きやすさ)の劇的な向上とメンテナンスフリーな快適さにあります。
- 表面の摩擦が少なく、チョーキングやビブラートが驚くほど滑らかになる
- ニッケルシルバーの2〜3倍という圧倒的な寿命(フレットの減りを気にせず弾き込める)
- 錆びたりくすんだりしないため、いつ触ってもピカピカで快適なコンディション
- FCGR独自の硬度設定により、ステンレスでありながら作業性が高い
以下、特に重要なポイントを見ていきます。
チョーキングやビブラートが圧倒的に滑らか
ステンレスフレットに変えて一番感動するのは、間違いなくプレイアビリティの向上です。
素材の表面が非常に滑らかで摩擦が少ないため、弦がフレット上をツルツルと滑ります。その結果、チョーキングやビブラートがスッと力みなく決まるようになります。
一度この滑らかさを味わうと、ニッケルシルバーのザラつきや引っ掛かりには戻れなくなるほどです。
圧倒的な寿命とメンテナンスフリー
通常のニッケルシルバーフレットと比較して、約2〜3倍近い寿命を誇ります。
強く弦を弾いたり、チョーキングを多用してもほとんど削れないため、すり合わせや再打ち替えの頻度が激減します。
また、汗や湿気で錆びたりくすんだりすることがないため、定期的にコンパウンドで磨くなどの手間が省け、常にベストなコンディションで演奏に集中できます。
FCGRを選ぶ理由:作業性を高めた絶妙な硬度(HV210)
数あるステンレスフレットの中で、なぜこのFreedomの「SPEEDY」を選ぶのか。
その最大の理由は、「硬すぎない」という独自の硬度設定による作業性の高さにあります。
硬さを表す「ビッカース硬度(HV)」で比較すると、従来の一般的なステンレスフレットが【HV300】前後なのに対し、このSPEEDY仕様は【HV210】に設定されています。これは、硬めのニッケルシルバーフレット【HV200】に非常に近い数値です。
一般的なステンレスフレット(HV300)は非常に硬いため、専用の工具が必要になったり、ニッパーが刃こぼれしたり、指板のR(アール)に合わせてフレットを曲げる作業や、すり合わせ時のヤスリがけが困難だったりと、加工の難易度が跳ね上がります。
しかし、HV210に調整されたこの製品なら、ニッケルシルバーに近い感覚でR曲げや打ち込み、エッジ処理などの加工を行うことができます。
ご自身でフレット交換に挑戦するDIY派の方はもちろん、リペアショップに依頼する場合でも、作業負担が少なく仕上がりが綺麗になりやすいという大きなメリットがあります。
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フレット交換を検討中の方、特に「ステンレスの滑らかさや耐久性は欲しいけど、加工の難易度が高そう」と懸念している方には最適の選択肢です。

Freedom Custom Guitar / EI-S-018 ステンレスフレット (SPEEDY)
■F.C.G.R. オリジナルステンレスフレット
■硬度:HV210 (硬すぎずナチュラルなサウンド)
■サイズ:JIM DUNLOP 6100と類似した形状(ジャンボタイプ)
■ニッケルシルバーフレットと比較し、約2~3倍近くの寿命を提供。
■24本セット
まとめ:プレイアビリティと作業性を両立した至高のフレット
最後に、メリット、デメリットを簡単にまとめると、このような形になります。
メリット
- チョーキングやビブラートが劇的に滑らかになり、弾きやすさが向上する
- 寿命が通常の2〜3倍あり、錆びないため長期間メンテナンスフリーで使える
- ステンレスとしては硬度が抑えられているため、曲げ加工やすり合わせなどの作業効率が良い
デメリット
- ニッケルシルバーに比べればやはり硬いため、DIYで打ち込む際は相応の工具と知識が必要
- リペアショップに交換を依頼する場合、ニッケルシルバーよりも工賃が割高になる店舗もある
フレット交換はギターのメンテナンスの中でも費用と手間がかかる大手術ですが、このステンレスフレットに交換すれば、その後数年〜十数年はフレットの減りを気にすることなく、最高のプレイアビリティでギターを弾き込むことができます。
弾き心地の向上と、作業のしやすさを両立した素晴らしい製品ですので、フレットの打ち替え時期が来ている方はぜひ検討してみてください。
ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました。
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